2015年6月2日火曜日

「ユトリロとヴァラドン」展 

東郷青児美術館が生活圏にあるのは幸福なことだ。近くにあって、こんな素敵な美術館って他にない。
ビルの中にあっておよそ美術館の雰囲気もなく、常設の作品はほとんどないけれど、とにかく企画展が外れない。メインストリームから少し外れた周縁の芸術家の展覧会が多く、やたらと集客に拘ってない感じが良い。値段も高くない。混まない。疲れない。

上野や六本木で得ることのある、異常な疲労感や金を無駄にした感覚をこの美術館で感じたことがない。

「ユトリロとヴァラドン 母と子の物語」展に二度、足を運ぶことになった。動機はどうだっていいけれど、二回も行ったんだから何か書くことにしよう。